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ルーブル美術館のピラミッド:設計者・大きさ・逆さピラミッド
2026年10月28日更新
ルーブル美術館のピラミッドは、フランソワ・ミッテラン大統領の依頼で中国系アメリカ人の建築家イオ・ミン・ペイが設計し、1985年から1989年にかけて建設され、1989年3月29日に一般公開されました。ナポレオンの中庭の中央に立つ高さ21.64 mのガラスと金属のピラミッドで、その下に美術館の正面入口があります。周りには小さなピラミッドが3つあり、5つ目の逆さピラミッドがカルーゼル・デュ・ルーブルの下にあります。
ルーブル美術館のピラミッドは誰がいつ建てた?
設計したのはI・M・ペイ(1917〜2019年)です。スペイン語版ウィキペディアによれば、ミッテランは建築コンペを行わずにペイを選び、ペイは1983年6月に依頼を引き受けました。主な年代は次のとおりです。
| 日付 | 出来事 |
|---|---|
| 1981年9月24日 | ミッテランが、当時財務省と共用していた宮殿全体を美術館にすると発表 |
| 1983年6月 | ペイが「グラン・ルーブル」計画を引き受ける |
| 1984年 | ピラミッドが最終計画に組み込まれ、公表される |
| 1985〜1989年 | 建設 |
| 1988年3月4日 | ミッテランによる最初の落成式 |
| 1989年3月29日 | 一般公開 |
なぜルーブルにピラミッドがあるの?
美術館に中央入口が必要だったからです。スペイン語版ウィキペディアによれば、それまで来館者はドゥノン翼の入口から入っていましたが、これほど大きな美術館には不十分でした。ペイは、ナポレオンの中庭を地下にある明るく大きなエントランスホールとして使い、そこから3つの翼へ行けるようにすることを提案しました。ピラミッドはそのホールの屋根で、光を通し、その形によって宮殿の建物と対比をなしています。
中庭にピラミッドを置くという発想自体は新しいものではありませんでした。スペイン語版ウィキペディアには19世紀の提案も紹介されており、その中にはナポレオンをたたえるピラミッドを求めた1809年の小冊子もあります。
なぜあれほど物議を醸したの?
古典的な宮殿の調和を破るものだったからです。1984年に計画が発表された翌日、新聞フランス・ソワールは「新しいルーブル、早くもスキャンダル」と見出しを掲げました。スペイン語版ウィキペディアによれば、批判する人々はこれを「死者の家」や「漏斗」、遊園地から出てきたようなものにたとえ、ミッテランには「ミッテラムセス」というあだ名がつきました。
論争は1986年に決着します。パリ市長ジャック・シラクは、1985年5月1日に中庭に設置された、ケーブルで形を示した実物大のシミュレーションを見て納得しました。
ピラミッドのガラスは666枚だという伝説が今も出回っていますが、誤りです。スペイン語版ウィキペディアによれば、面ごとに数えると673枚あります。1984年の論争は、2003年のダン・ブラウンの小説『ダ・ヴィンチ・コード』で再燃しました。
ルーブル美術館のピラミッドの大きさは?
| 項目 | 数値(スペイン語版ウィキペディア) |
|---|---|
| 高さ | 21.64 m |
| 底辺の一辺 | 35.42 m |
| 底面積 | 1,254 m² |
| 構造 | 鋼鉄95 tとアルミニウム105 t |
| ガラス | ひし形603枚と三角形70枚(計673枚) |
| ガラスの厚さ | 21 mm、合わせガラス |
ペイはできる限り透明なガラスを求めましたが、当時はそれほどの規模で実現された例がありませんでした。スペイン語版ウィキペディアによれば、契約を勝ち取ったガラスメーカーは、電気炉で製造した合わせガラスでこれを解決しました。
ルーブルにピラミッドはいくつある?逆さピラミッドとは?
5つあります。大きなピラミッド、その周りで天窓の役割を果たす小さな3つのピラミッド、そして先端が下を向いた5つ目の逆さピラミッドです。逆さピラミッドはカルーゼル広場の下、ショッピングセンター「カルーゼル・デュ・ルーブル」の上にあります。大きなピラミッドと同じ考え方で、ひし形84枚と三角形28枚で造られ、外側は水がたまらないよう、生け垣の間に隠れたほぼ平らなガラスで覆われています(スペイン語版ウィキペディア)。
ピラミッドからどうやって入館する?
ルーブル美術館の公式ページ(2026年10月27日閲覧)によれば、ピラミッドは誰でも使える入口です。列は3つあります。
- 緑:優先レーン。入場券またはパリ・ミュージアム・パスをすでに持っている方。
- オレンジ:入場券を持たずに来た方。
- 青:優先レーン。障がいのある方。
ピラミッドの下には、移動に制約のある方、手動の車いす、ベビーカー用の円筒形のエレベーターがあります。誰でも使えるもうひとつの入口はカルーゼル入口で、リヴォリ通り99番地からショッピングセンターを通って入ります。この入口に最も近いメトロ駅はパレ・ロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーヴル駅(1号線・7号線)です。
エントランスホールは手狭になりました。年間300万〜500万人を想定して設計されましたが、20年後には年間950万人が訪れるようになり、美術館は2014年から2016年にかけて入口とナポレオン・ホールを再編成しました(スペイン語版ウィキペディア)。
時間をむだにせずに到着するには、ルーブル美術館への行き方と使うべき入口をご覧ください。一般入場券は欧州経済領域(EEA)の居住者が**€22**、それ以外の方が**€32**で、いずれも時間指定です。入場券を事前に確保したうえで、モナリザまでの一部ガイド付きで入館したい方には、時間指定の優先入場チケットなら1回の予約で両方がそろいます。ピラミッドは長い歴史の最終章にすぎません。続きはルーブル美術館の歴史でどうぞ。

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価格確認日:2026年10月27日
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